役に立つ!漁師の知恵袋ご紹介

家計を直撃する食料品の値上げラッシュ。台所を預かるお母さんも大変なご時世になりました。

そこで漁師さん達が、わずかな手間と時間で「家庭の味がプロの味」に変わる、簡単レシピを教えてくれました。

これで、パック詰めで売っている新鮮な生の小魚だって、立派なメインデッシュに変身です。

魚のおろし方については、たくさんのサイトで紹介があります。「魚のおろし方」で検索して、ご参照下さい。

3枚におろしたあとの骨に残った身の利用方法

1匹丸ごとの魚から、刺身用の柵を取ったあとに残る骨。

実はこの部分には美味しい身がまだ結構残っています。

骨の流れに沿ってスプーンで丁寧にこすり取ったら、ネギや生姜等の薬味と、少量の味噌・

醤油を加えてたたきます。酒の肴にピッタリな一品料理の出来上がりです。

また、丸めてつみれにすれば鍋のタネや、子供用のハンバーグになったりと、味付けを工夫すれば活用方法はどんどん広がります。

生の小魚を美味しい塩焼きや、ひと塩魚にする方法

生魚を買ってきて、家庭で焼魚にしようと思っても、なかなか塩振り加減が難しいものです。

身の中まで均一に頃合い良く塩味を効かすには、内蔵を取り除き背開き又は腹開きした魚に、
まんべんなくたっぷり辛いぐらい多めの塩を、表面と腹の中にまぶします。

塩が十分浸透するまで、冷蔵庫で2時間程度寝かします。

その後、魚に残った余分な塩を流水で丁寧にきれいに洗い流し、じっくり焼き上げると、

プロ並の焼魚に仕上がります。

また塩を洗い流した後、風通しの良い場所にひと晩影干しすれば、自家製ひと塩干物の完成です。

小魚のミリン漬とミリン干し

醤油・砂糖・ミリン・酒を合わせた漬け汁を作ります。配合は少し薄味に感じる程度が最適。

濃くなってしまった時は、酒とミリンで微調整したあと、さっとひと煮立ちさせてから冷まします。

内蔵を取り、背開き又は腹開きにした魚を、漬け汁の中に背中を上に浸し、

冷蔵庫でアメ色になるまで2~3時間寝かします。その後焼けばミリン焼きの出来上がり。

風通しのよい場所でひと晩干せばミリン干しの完成です。

ひと塩干物やミリン干しを干す場合は、洗濯物用のピンチを使えば手軽で簡単。

風で開いた魚が閉じてしまう場合は、幅の広い身の方に竹串を打つと大丈夫です。

イカの塩辛

塩辛写真

新鮮なスルメイカから、本格的な手作り塩辛が簡単にできます。

身の部分は刺身で頂く位の大きさに切り分けます。内臓から黒い墨袋だけ取り除いたら、残る腹わた全体を十分たたきます。 密閉容器の中に、イカの身・たたいた腹わたを入れ、軽目の塩と酒少々を混ぜ合わせ冷蔵庫で保管。

1日1回全体を掛け混ぜ、その際塩を少しづつ加えていき、好みの味に近づけていきます。
4~5日程度で発酵が済めば完成です。

はじめは少しづつ、イカ1匹から作っていくと上手になります。赤イカ・真イカ・剣先イカ・あおりイカ等イカもいろんな種類がありますが、塩辛には内臓の大きなスルメイカが一番最適です。